ネブライザー療法の中止について
【ネブライザー療法中止のお知らせ】
鹿児島県では2020年7月1日のクラスター発生後から新型コロナウイルス感染症患者が激増しています。
この影響により、当院で一時再開していたネブライザー療法(お鼻やノドの治療、モクモク治療)を7月3日から再度中止させて頂きます。
治療が必要な患者さんには多大なるご迷惑をおかけしますが、あしからずご了承ください。
また院内感染対策として、全職員がゴーグル、マスク、感染防護帽を装着しています。さらに診察医師は常に防護服着用の上、一処置ごとにアルコール手指消毒を行い、内視鏡検査時にはこれに加えてグローブとN95マスク着用を行っています。
そのため診察室の冷房が多少強めとなっておりますが、何卒御了承ください。
院内感染防止対策へのご理解とご協力をお願い致します。
あわせまして、当院受診の際は下記の注意点も再度御確認下さい。
【新型コロナウイルスへの対応について】
厚生労働省による新型コロナウイルス感染対策に従いまして、下記症状に該当する方は、医療機関を受診する前に必ず、最寄りの保健所に設置された「帰国者・接触者相談センター」へ電話でお問い合わせください。
①急な高熱、強い倦怠感、咳や呼吸苦など呼吸器症状がひどい方
②過去2週間以内に急な嗅覚・味覚障害(「あじ」や「におい」の異常)が出現された方
特に②に関しては、7月2日に鹿児島市で集団感染が確認されたことを受けまして、慎重な対応が必要となります。
日本耳鼻咽喉科学会が患者さん向けに発表したお知らせとお願いを下記に転載いたします。
●急に「におい」や「あじ」の異常を感じるようになった場合には、万が一、新型コロナウイルス感染症であったときに周囲の人に感染を拡大する可能性がありますので、2週間は出来るだけ不要不急の外出を控えてください。
その間、医療機関への受診は控え、体温を毎日測定し、手洗いをこまめにしてください。人と接する際にはマスクをつけて対話をしてください。
●嗅覚・味覚障害の治療は急ぐ必要はありません。自然に治ることも多いのでしばらく様子を見てください。特効薬はありませんが、2週間経っても他の症状なく嗅覚や味覚が改善しない場合は耳鼻咽喉科外来を受診してください。
上記の①②に該当する方で「帰国者・接触者相談センター」へご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いがある場合には、「帰国者・接触者外来」を設置している医療機関へご案内されます。受診を勧められた医療機関を直ちに受診して頂くようお願い致します。
なお当院では「帰国者・接触者外来」は設置されておらず、新型コロナウイルスに係わる診療を行うことはできません。
上記に該当しない場合でも、熱がある患者さんの診察では新型コロナウイルス感染症の存在が否定できないため、隔離対策を行い全身防護服着用での診察が必要となります。そのため院内トリアージ実施料(300点)が算定されますことをご了承ください。
院内感染防止対策へのご理解とご協力をお願い致します。
(備考)
「帰国者・接触者相談センター」の連絡先
加世田保健所 (0993-53-2315)
伊集院保健所 (099-273-2332)
鹿児島市保健所(099-216-1517)