受動喫煙に注意！
タバコを吸わなくても周囲に喫煙者がいると、副流煙を吸ってしまうことになり、これを「受動喫煙」といいます。
お子さんが受動喫煙にさらされると、鼻水が出やすくなって風邪をひきやすくなり、さらには中耳炎や気管支炎、喘息を発症する危険性が高くなります。

「目の前で吸わなければいいよね？」「換気扇の下ならいいでしょ？」とご意見を頂くことがありますが、これらの状況でも受動喫煙は発生してしまいます。。。

タバコの煙が消失した後、煙に含まれる有害物質が、喫煙者の髪の毛、衣類、持ち物などに付着します。この状態で帰宅すると、それが汚染源となって室内にいるお子さんやご家族がタバコの有害物質にさらされてしまい、健康に悪影響をもたらすという報告があります。

つまり「外でタバコを吸って帰ってくると、室内の空気が汚染され受動喫煙が起きる」ということです。

実際当院でも、中耳炎を繰り返すお子さんによく問診してみますと、ご家族に喫煙者がいることによく遭遇します。そしてご家族に禁煙をご協力いただくことで、お子さんの中耳炎を起こす回数が減ってくることもよく経験します。

受動喫煙のリスクについて、一度ご家族でご確認頂けますと幸いです。

。。。愛犬フィンくん、お気に入りのおやつを噛みながらウロウロしてたんで、しっかり写真使わせてもらいました（笑）

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