非常勤勤務先での送別
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニック開院に向けて、いよいよ現在の職場も9月いっぱいで退職することとなりました。
それに先立って、これまで週1回の非常勤で勤務していた病院も、今日が最後の診察日となりました。
この病院は自宅から車で1時間30分ほどかかる、結構離れた場所にある医師会立の病院です。毎週1回日帰りで通っていましたが、思えばなんと8年間通い続けたことになります。
ここは近隣に耳鼻咽喉科がない地区にある総合病院で、たくさんの患者さんにお越しいただいて数多くの症例を経験させてもらいました。今日はお世話になった院長先生にご挨拶してきましたが、とても温かい御言葉をかけて頂いて、非常に名残惜しい気持ちがこみ上げてきました。
外来の患者さん方からも、沢山温かい御言葉をかけて頂き、なかには感謝の気持ちをつづった御手紙を下さった方もおられました。たとえ週1回とはいえ、多少なりとも地域医療に貢献できていたのだという充実感とともに、なんだか寂しさも感じました。
仕事が終わって帰ろうとすると、外来でいつも一緒に働いてくださった看護師さん方から突然、大きな花束を頂きました!
全く予想もしていない展開にビックリ。さらに馴染みの事務員さんや看護師長さんも御挨拶に来てくださって、本当に胸一杯になりました。「長い間ありがとうございました」と御言葉を頂きましたが、1週間に1回、それも日帰りで外来診療のみをしている自分に対して、こんなに温かい気持ちを表現してらって、こちらの方こそ感謝の気持ちで一杯です。
これからは開業医として新たな地域で(といっても自分の故郷なのですが。。。)再スタートするわけですが、この勤務先での経験も存分に生かして、自分にできる最高の医療を提供していきたいと思いました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
阿久根市民病院
http://www.akunehp.com/
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