呼吸機能検査装置を導入
2010/02/09
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、呼吸機能検査装置としてスパイロメータSP-350COPDを導入しました。
長く続くセキや痰が続くような患者さんでは、その原因がたくさんあります。
ノド(喉頭)に異常がある場合、鼻の病気があって鼻水が流れ込む場合(後鼻漏)、胃液がノドに逆流してくる場合(逆流性食道炎)、そして気管支や肺の病気が隠れている場合などです。
このように「慢性のセキ」の原因を突き止めるには、耳鼻咽喉科領域の精査と呼吸器領域の精査、さらに消化器領域の精査まで必要となります。
これらの原因を調べるために呼吸機能検査は非常に有用です。簡単な検査で肺の状態を調べることができて、近年増加傾向にある慢性閉塞性肺疾患(COPD)などのスクリーニングを行うことが出来ます。また肺年齢も表示されるので、説明にも役立ちます。
呼吸器領域の初期診断を行うことで、耳鼻咽喉科での治療が適応となるのか、呼吸器専門医へ紹介する必要があるのかが判断可能となります。
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