おいしいビールを発見!
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニック院長は、2004年から2005年まで米国アラバマ州のアラバマ大学バーミングハム校(UAB)に留学していました。そしてこのアメリカ留学時代に、大好きなビールがありました。
George Killian’s Irish Red という名前で、通称「キリアン」というビールです。馬のマークが目印で、もともとアイルランドでつくられたビールですが、現在はCoors(クアーズ)により販売されているものです。詳細はこちら(wikipedia)。
濃い赤茶色が独特で、飲み口は重みがあって苦味は少なくとても深い味わい。焦げたパンのような香りが口の中から広がります。
アメリカのビールといえば、クアーズやバドワイザーなど、とても軽いイメージがあったのですが、キリアンを初めて飲んだ時、その濃い味に一瞬ではまってしまいました。。。
どこのスーパーでも売っていて、12本入りで10ドルくらいでした。当時1ドル80円前後でしたので、日本円で800円、1本あたり約67円!!アメリカはとにかくビールが安かったです。
。。。しかし、残念ながら日本では販売されていません。
今までさんざんネットで検索したり、ビール専門店などへ問い合わせしまくったのですが、専門店でさえキリアンをご存知の方自体がおられませんでした。
その後、アメリカへ出張した際にキリアンと再会することができて、久しぶりの味に酔いしれた覚えがあります。
いまでも時々googleでキリアンを販売している店がないか調べることがあるのですが、やはり不発でした。
ところが先日、すごいビールに巡り合ってしまいました!!
銀河高原ビールのAMERICAN PALE ALE(アメリカンペールエール)です。
変わったビールがあったので、何気なく買ってみたのですが、飲んでみてビックリ。深みのある味と濃い口当たり、飲んだ後のまろやかな残り味、さらに独特の香り、どれもキリアンを彷彿とさせるおいしさです!!
実はキリアンは、分類ではAmber lager(アンバーラガー)となっており、pale ale(ペールエール)とは種類が異なります(ラガーとエールの違い)。
しかし、キリアンの独特な濃い飲み口は、エールの深みに通じるものがあり、ルーツがアイルランドだったためだろうと思います。ピルスナーのすっきりさとは違って、黒ビールの濃さとも違う、その中間の「赤ビール」とでもいいましょうか。
なので、濃い味わいのエールタイプの地ビールを探していけば、キリアンに似たビールに巡り合えるだろうと思っていろんなビールを試してきたのですが、今回ようやく巡り会えた感じです。
。。。すっかりはまりました。
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