県立薩南病院で開催された緩和ケア研修会に参加しました。
事前に30時間程度のオンライン講義を受けて、終了試験に合格することで受講資格がもらえる研修、当日は朝8時半から夕方5時まで、みっちりのスケジュールです。
研修のほとんどはグループ討論やロールプレイなどの参加型であり、若い研修医や看護師、歯科医など多職種の方々と交流致しました。

特に研修医の方々がしっかり討論されている姿に心動かされました。。。緩和ケアや地域医療に対して問題意識を持ちながら、自分の意見をしっかり発言されていました。ロールプレイでは研修医の方が医師役、当院院長が患者役で「初めてがんの告知を受ける」状況を体験しましたが、相手の目を見ながら優しく丁寧にお話される態度に、思わずグッときてしまいました（感涙）

こんなに患者さんのことを真剣に思ってくださる研修医の方々が、これから鹿児島の地域医療を支えてくださるのだと思うと、とても頼もしくて大きな安心感を覚えました。。。
そして自分達もこれまで以上にコミュニケーションスキルと医療技術を鍛えつつ、若い先生方に追い抜かれないように気合を入れ直すべきだと考えました。まさに背筋が伸びる思いで一杯です！

自分の知識をリフレッシュすることが出来て、またここ数年の新しい知識も習得することが出来て、何より南薩地域でがん診療に携わっている医療者の方々と連携することが出来て、本当に素晴らしい研修でした。

当院診療をさらにレベルアップさせていきたいと思います️。

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