ネブライザー装置の感染対策を強化
鹿児島県全域で新型コロナウイルス感染症が広がっており、今後ますます院内感染防止対策が重要となります。
既に当院では本年3月から全職員のマスク・ゴーグル・感染対策帽子着用を義務付けておりましたが、今回新たな感染対策としてネブライザー装置(お鼻のモクモク治療)に逆流防止アダプターを導入しました。
写真中央に写っている、透明な段違いの器具(白いパーツとジャバラホースとの間)です。耳鼻咽喉科専門医向けの学術誌「JOHNS」6月号に掲載されたこの器具は、気流の逆流を防ぐことで装置全体の感染を防止する効果があります。
また当院では開業当初から、感染防止対策として各ユニットに仕切りを設けて「個別化ネブライザーシステム」を構築していました。
さらに空中に放出される余分なエアロゾル(余ったモクモク)を強制的に外部へ排出する「排気ダクトシステム」も全ユニットに装着していました。写真の正面に見える黒い排気口です。
これらの対策に加えて、今回新たに投入した逆流防止アダプターを装着することで、ネブライザー療法の安全性がさらに向上しております。
そして運用方法に関しても、管轄の加世田保健所へ問い合わせて御指導頂き、当院の院内感染防止対策に問題がないことを確認しております。
このように必要事項を全て確認して慎重に検討した結果、ネブライザー療法を再開致しました。
患者さんにおかれましては、これらの対策を御理解頂きますと共に、引き続き院内感染防止対策への御協力を何卒よろしくお願い致します。
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