医療DXの一環としてサイバーセキュリティ対策を強化
この度当院では、NTT西日本によるサイバーセキュリティ対策を導入しました。
写真のネットワーク配線盤は院長が考案して設置したもので、真ん中の黒い箱が今回新たに導入したUTM(Unified Treat Management: 統合型脅威管理)です。
このUTMをクラウド接続することで、インターネットからの情報をすべてNTTデータセンターが監視することができます。
ウイルス侵入をはじめハッキングやネットワーク攻撃、スパム送信などすべてのデータ流入をNTTが24時間管理することで、クリニックのデータシステムが安全に守られることとなりました。
UTMはトレンドマイクロ製であり、実際のデータ監視もトレンドマイクロのシステムを使用しています。トレンドマイクロは世界的なセキュリティ監視会社であり、ウイルスバスターシリーズでも有名です。
実際のところ、当院の電子カルテシステムはインターネットと完全に切り離された閉鎖ネットワークなので、外部からの侵入は関係ないです。さらに今後もクラウド化する予定はなくその必要もまったくないと思っています。
しかしオンライン資格認証、インターネット予約システムなどはネットワーク接続されているため、セキュリティ対策は必須となります。
さらに6月1日から令和6年度の診療報酬改定が実施され、「医療DX推進体制整備加算」が新設されました。こちらの算定要件に「サイバーセキュリティの確保のために必要な措置」が掲げられており、医療機関のサイバーセキュリティ対策は今年度から原則必須となります。
当院のネットワーク環境は、クリニック設計段階から院長と設計事務所および電気工事会社とで入念な検討を重ねて構築しました。
ネットワーク管理をはじめ電子カルテシステムのメンテナンス、電子ファイリングシステムとの連動などは全て院長が責任を持って行っています。
万が一のために予備PC,予備のPCパーツ(グラフィックカードやマザーボード、電源)などもストックしており、故障時には院長がすぐに部品交換等で対応してこれまで運営してきました。
しかしサイバーセキュリティ対策については通信管理業者への委託と24時間間監視が必須となったため、最も信頼のあるNTT西日本様へお願いした次第です。
工事にも立会いまして、担当者様と専門的なディスカッションを行った結果、満足いく対策がとれたと思っております。
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは今後も、患者さんの診療情報管理と機密保持に全力を尽くしてまいります。
どうぞご安心して受診なさってください。
Instagramでも是非ご覧ください。
下記リンクをクリック。
Instagramサイト
YouTubeチャンネル
facebookページ
Twitterサイト
【ハッシュタグ】
サイバーセキュリティ UTM 医療DX 医療dx推進体制整備加算 ネットワーク トレンドマイクロ 鹿児島 南さつま市 耳鼻咽喉科 耳鼻科 ふくいわ耳鼻咽喉科クリニック 自作PC NTT みかか
コメントを残す