日帰り佐賀出張で往復700km !
先日、佐賀県の嬉野温泉へ行ってきました。。。のんびり温泉旅行、ではありません。れっきとした仕事です!
日本耳鼻咽喉科学会佐賀県地方部会主催による「補聴器相談医更新のための講習会」へ出席するためです。
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、日本耳鼻咽喉科学会認定の補聴器相談医を取得し、補聴器外来(完全予約制)を行っています。この資格を維持するためには、定期的な講習会参加が義務付けられており、そこで最新の医療知識を学び続ける必要があるのです。
今回の講習会は、佐賀県嬉野温泉にある和多屋別荘で開催されました。講習会で勉強した後は、のんびり温泉につかりながら日頃の疲れを癒し、夜は温泉街でおいしい料理に舌鼓。。。という極楽プランが脳裏をよぎるわけですが、そのような余裕もなく(笑)、がっちり日帰り出張で済ます必要がありました。。。
交通機関のことなど考えた結果、鹿児島から高速乗ったら嬉野ICまで一本道、ということで、自家用車での出張をしてみることにしました!
鹿児島ICから嬉野ICまで、片道350kmですので、往復700kmの運転となります。
とはいえ勤務医時代は、人吉の病院で非常勤勤務をしていた関係で、よく日帰り通勤していましたので、ちょっと懐かしい道のりではありました。
途中、熊本を通過する際、地震の影響で片側交互通行区間がありました。反対車線にはブルーシートが敷かれ、復旧作業中となっていました。震災の傷跡を目の当たりにして非常に心が痛みました。改めて被災者の皆様にはお悔やみ申し上げます。
鳥栖ジャンクションから長崎自動車道に入ってからは、初めて通る道程です。
途中の金立サービスエリアで休憩しましたが、スターバックスコーヒーがエリア内にあったのが珍しかったです。
嬉野ICで降りると、すぐに嬉野温泉郷に到着です。和多屋別荘が本日の会場となります。
和多屋別荘のウェブサイトに、嬉野温泉の開設がありました。以下引用です。
「江戸時代から宿場町として人々に親しまれてきた嬉野温泉。和多屋別荘は、その頃長崎街道を往来していた島津家薩摩藩が、旅の途中に休息していた上使屋に端を発しています。現代の和多屋別荘は、ゆっくりと流れる嬉野川に沿う、広々とした敷地に佇んでいます。」
和多屋別荘のシンボルマーク、「丸に十の字」で薩摩藩のマークなのですが、まさに島津薩摩藩がその起源であったということです。
二連休ということもあり、ホテル内は観光客で賑わっていました。。。楽しそうな家族連れを横目に、会場へ一目散です。。。
講習会会場。鹿児島人には馴染み深い「丸に十の字」マークが正面にあります。
ここでみっちりと、最新の補聴器調整に関する講習を受けてきました。かなり密度の高い講習であり、大変勉強になりました。
講習が終わって、すぐに帰宅するのも無粋なので、とりあえず温泉だけは攻略して帰ろうと思いました(笑)
温泉街から離れ、山奥に続く細い道を上っていきますと、大正屋・椎葉山荘に到着します。
山奥にある、風情あふれる旅館です。こちらは広い露天風呂があるとのことで立ち寄り湯にアタックです。
嬉野温泉の起源は下記の通りだそうです。
「その昔、神功皇后が戦いの帰りにこの地に立ち寄られ、川中に疲れた羽根を浸していた白鶴が、 元気に飛び立つ様子をご覧になり、戦いで傷ついた兵士を入れてみた所、実は温泉が沸いていて、 たちまち兵士の傷が癒えたのだとか。それを大変喜ばれた皇后が「あな、うれしいの」と言われたことが、 嬉野の地名の起源と伝えられています。」
嬉野温泉は「日本三大美肌の湯」の一つに選ばれています。ぬめりのあるお湯は、ナトリウムを多く含む重曹泉。温泉の成分が皮脂や分泌物を乳化して洗い流すことから「美肌の湯」と呼ばれています。
「日本三大美肌の湯」、確かにぬめりのある泉質で、お肌がプルンプルンになりました!!
一時の温泉気分を味わったところで、一路鹿児島へと再び車を走らせます。
。。。その前に、帰りの川登サービスエリアへ立ち寄りました。大切な目的を果たすためです。
ここで佐世保バーガーをお土産に買って帰るのが、大切な目的の一つでした(笑)
サービスエリアのレストランROYALさんが出店していたお店なのですが、佐世保バーガーの他に「佐賀牛バーガー」という限定メニューもあり、こちらも購入。
あとはひたすら鹿児島を目指します。
無事到着し、お土産のバーガーを家族で頂きました。
佐賀牛パティ、目玉焼き、オニオンリング、レタスという多様な具材をサンドした豪華な一品です。
さらに旨味とコクがたっぷりのソースで、大変に美味でした!
講習会でしっかり勉強して、温泉も堪能し、さらに美味しいバーガーを頂いて、非常に濃厚な一日でした。
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