46歳の誕生日
少々前のこととなりますが、ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックの院長は2016年10月10日で46歳を迎えました。。。
開業した時は38歳でしたので、以来気持ちは30代後半のままなのですが(笑)、気づけば40台後半となってしまいました。
診察終了後、スタッフからお呼びがかかり。
スタッフ全員集合の前で、院長へ誕生日プレゼントの贈呈がありました!
黄色いラベルの方は「ラ クロワ ド ボーカイユ 2009」。フランス・ボルドーのメドック地区に位置するサン・ジュリアン村、ここで最も高い評価を得ている作り手「デュクリュ・ボーカイユ」、メドック地区格付けでも第2級に定められている名門シャトーですが、このシャトーがつくるセカンドワインです。
ここから先はプロの解説を引用。。。
「デュクリュ・ボーカイユは、サン・ジュリアンでもひときわ美しいジロンド河を見下ろす土地にそびえるヴィクトリア王朝風のシャトーで、来訪者の目を釘付けにしてしまう壮麗さを誇っています、畑の持つ素晴らしい可能性を十分に引き出し、スーパーセカンドとして名声を確立しました。
スーパーセカンドのセカンド「クロワ・ド・ボーカイユ」は穏やかで堂々とした風格を漂わせるその品質は、格付けの名に恥じない高いプライドを感じさせてくれます。デュクリュ・ボーカイユの複雑さと、繊細さがあらわれるのに15年以上の熟成が必要と言われますが、少しばかり熟成の早いセカンドのクロワ・ド・ボーカイユなら、偉大なヴィンテージ2009年の素晴らしさを楽しむことが出来るでしょう」
ちなみに、いわゆる「格付け」というのは、メドック地区のワイン生産者を等級分けしたものです。1855年パリ万博の際に制定されたもので、61シャトーを5段階のランクに分けたものです。すべて赤ワインのみとなります。「メドックの格付けは不変である」と言われ基本的に見直しは行われませんが、歴史上唯一シャトー・ムートン・ロートシルトが、1973年に第2級から第1級への昇格が果たされています。
1級と言えば世界でも有名な「5大シャトー」と呼ばれるものです。
シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ラトゥール
シャトー・ムートン・ロートシルト
シャトー・マルゴー
シャトー・オー・ブリオン
いずれも一度は聞いたことがある名前かと思います。
今回頂いたワインは、この次のランクである第2級、14シャトーの中の一つです。「デュクリュ・ボーカイユ」、この歴史と伝統あるシャトーのセカンドワインとなるのですが、セカンドと言っても非常に評価が高く、通称「スーパーセカンド」と呼ばれるほどの銘酒が、この「ラ クロワ ド ボーカイユ」となります。
つづいて黒いラベルの方。
こちらは「レホン 2012」、スペインのボテガス・トリトンという造り手による、テンプラニーリョ100%の赤ワインです。
以下プロの開設を引用。
「Rejn(レホン)」は、D.O.トロのエリア内のエル ペゴ(El Pego)に所有している最高のテンプラニーリョの畑です。砂質土壌の上に砂利でおおわれた畑に、樹齢130年の葡萄が栽培されています。非常に生産量の限られたこのワインは、独特のユニークなテロワールで育つ土着品種の特徴、本質を表現しています。葡萄は、15kgの小さなケースを使い、手摘みで収穫します。小さなタンクで発酵させ、225Lのフレンチオークのバリックに移し、約20ヶ月熟成させます。レホンとは、19世紀ごろ、この畑の葡萄が植えられた頃に、畑を耕すために使っていた昔の農機具を指します。しかし、すでにローマ時代に、非常に簡単なバージョンではありますが、この道具と同様の器具が使われていました。それは現代でもレハス(Rejas・すきの刃)と呼ばれ、耕作に広く使われています。」
手摘み収穫という煩雑さに加え、熟成に20か月を要するという、大変手のかかるワインです。
上記2本、いずれもこだわりの素晴らしいワイン達です。。。
。。。こんなこと書いてたら、無性に飲みたくなってきました。。。
そんな、ついつい飲みすぎてしまう院長のためを思ってか、スタッフから更なるプレゼントが。
飲みかけのワインに栓をして酸化を防止することで、長期間ワインが保存できるワインストッパーです。さらに線の表面にはダイヤル表示があり、開けた日付を表示できるという素晴らしさ!
これなら飲み過ぎることなく、日々少しずつワインを楽しみことができます!!
院長の健康まで気づかってくれているのか、いないのか、本当に気が利くスタッフに、心から感激です。。。
このストッパーを活用して、色々なワインを味わいつつ、現在保持するワイン検定ブロンズクラスからさらにジャンプアップすることを目指していきたいと思います。
自宅では家族からお祝いをしてもらいました。
これからも体調管理に気を付けて、ますます元気に仕事へ打ち込んできたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
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