日本耳鼻咽喉科学会鹿児島県地方部会にて発表しました
当院では「めまい診療」に力を入れており、院長も2016年に日本めまい平衡医学会認定めまい相談医を取得して、専門的めまい診療を行っています。
めまい診療をさらに充実させるため、当院では2019年から新しいめまい診断装置「頭振後眼振計測装置(vHIT)」を導入しています。
vHIT導入から1年7カ月の期間に検査した患者さんは、既に600例を超えていました。
今回これらの検査データをデータベース化して解析作業を行ったところ、多岐にわたる興味深い知見が得られました。
今回、解析結果の一部を用いまして、第46回日本耳鼻咽喉科学会鹿児島県地方部会にて発表致しました。
導入部分ではまず、当院におけるめまい外来の立ち上げ、めまい検査を行うための医療機器の導入、さらに検査を担当する臨床検査技師の育成や、患者さんへ前庭リハビリテーションを指導する看護師の育成など、コメディカルスタッフとのチーム医療についても提示しました。
そしてEyeSeeCam(ゼロシーセブン株式会社)を用いたvHITの検査手技について、実際の検査動画も撮影して編集し、プレゼンテーションを行いました。
院長にとって初めてのWeb配信形式(Zoom)での発表であり、聴衆の先生方のお顔が見えない中で口演するのは違和感がありましたが、なんとか気合でやり切りました。
今回は限られた時間での発表でしたので一部のデータのみ提示しましたが、今後すべての解析結果をまとめて論文化し、学会誌へ投稿するべく鋭意執筆中です。
地域医療で非常によく目にするめまい患者さん、そのお力添えが少しでもできるように、これからも診療と臨床研究とで頑張っていきます。
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