アルゴンガスをチャージ
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、花粉症などのアレルギー性鼻炎に対する日帰り手術治療を行っています。
Triple B「アルゴンプラズマ療法」
当院で用いている医療機器は、アルゴンプラズマ凝固装置・AP300です。
アルゴンガスに電気を流すことでプラズマを発生させ、これを放出することで組織を蒸散するという、たとえるならば波動砲的な装置です。。。
導入以来、多くの手術療法を行ってきました。
特に今の時期は、来年2月頃から問題となるスギ花粉症に対する対策として、アルゴンプラズマ療法の予約が数多く入っています。
そんな中、先日、アルゴンガス低下の警報が鳴ってしまいました。。。
APC300の裏面には、アルゴンガスを充填したボンベが入っているのですが、残量が30%をきってしまったらしいです。。。
通常のアルゴンガスは純度99.9%となっているのですが、APC300で用いる規格は「99.98%」となっており、これだけ高純度のアルゴンガスを充填する施設は鹿児島県内にはなく、充填に数日要するのだとか。
というわけで、新しいボンベに切り替えてアルゴンガスをチャージしました。
メーカーによると、機械設置当初は5年ぐらいガスが持つだろうという話だったのですが、使用頻度が思いのほか高かったようです。。。
スギ花粉症に対するアルゴンプラズマ療法は、花粉飛散時期(2月から4月)には施行できませんので、年内の予約がバタバタと埋まっていきます。
新たにチャージして、これでまた安心して手術治療ができます。
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニック公式サイト「アルゴンプラズマ療法について」
http://www.fukuiwa-clinic.com/device.html#dapc
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