新人スタッフの歓迎会
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、5月に新しい事務スタッフを迎え入れました。しかしなかなかバタバタと日々過ぎてしまい、ようやく、ちょっと遅めの歓迎会を開催することができました。
今回歓迎会を開催したのは、地元加世田の老舗旅館「松屋旅館」です。
開業は大正5年、なんと今年で開業100周年を迎えられるそうです。。。開業8年目の当院、まだまだヒヨッコです。。。
こちらの旅館、若旦那が日本食の料理人で長年関西の名店で修業した経歴があり、さらに若奥様はワインソムリエで、なんと本場パリの高級レストランでソムリエとして活躍されていたという経歴の持ち主です。
お料理も地産地消を掲げて南薩の食材にこだわっており、フレンチと和食を融合した素晴らしいお料理が楽しめます。さらにそれぞれのお料理に合わせたワインをソムリエセレクトで戴けるというお店なのです。
実は院長、こちらで頂くお料理とワインの大ファンでして、さらにソムリエさんによるワインの講義が大変勉強になることもあり、足繁く通っていたりします。。。
まずはシャンパーニュ、そしてお酒飲まないスタッフはノンアルコールのスパークリングにて乾杯です。
シャンパーニュと合わせた先付、ハモです。さすがは関西で修業した若旦那、今が旬のハモを見事に仕立ててこられました!プリプリの歯ごたえに梅肉の酸味が絶妙です。
錦江湾のウニは、北海道産のものに比べてあっさりしているのが特徴だそうで、お豆腐とのコンビネーションで大きな力を発揮しております。
そしてここで白ワインへ。
アルザスワイン。リースリングの芳醇な香りと甘さが強烈な個性を発揮しています。
こちらは造り手さんがアジアへの興味を持っているそうで、Lotus(ハス)という蔵元名にちなんで、「蓮」という漢字が刻印されています。
アルザスワインといえば、院長は最近、ゲベルツトラミネール種の深みある甘さがお気に入りなのですが、今回リースリングの良さも再確認させられました。
アカハラ(カンパチ)、金目鯛、アオリイカ、いずれも素晴らしいお味でした。
フランス料理では、ビシソワーズにはコンソメジュレ(ゼリー)を合わせるのが定番だそうですが、こちらはなんと、鰹節から作ったゼリーが盛られています!
冷製スープの中に鰹節由来の和風だしが香りつつ、さらにレッドペッパーがピリッとしたアクセント。。。このスープ、もう最高でした。。。超ストライクです!
続いてのワインは、ドイツワインです。
ピノノワールと聞くと、ブルゴーニュがすぐ浮かんでくるのですが、こちらは赤ワインではなくロゼワインです。そして見た目とても甘そうに見えますが、前述のリースリングと比較すると、意外にも甘さ控えめなのです。
ロゼワイン=甘口の食前酒、と思っていたのですが、このような甘さ抑え目系ですと、お食事にもよく合うことを学びました。
この天婦羅とロゼワインの組み合わせ、意外といっては失礼ですが、思いがけないコンビネーションでびっくりです。。。とてもよく合います!
さらにこのロゼワインと共に、お料理も進んでいきます。
いよいよメインディッシュの登場となります。
今回のメインを飾りますのは。。。
松屋旅館さんのフォアグラ、いつも感動のお味なのですが、この夜もまたいつも以上に濃厚で素晴らしい味わいでした。
こちらのフォアグラに合わせて選んでいただいたワインは、南フランスのシラーでした。
シラー特有のスパイシーな風味と、フォアグラのまったり感が口の中で絡み合い、まさに最高のマリアージュです!
最後は〆のご飯となります。
トウモロコシご飯、これまた味がしみ込んでいて大満足の一品でした。
デザートは黒糖アイスとローズヒップティー。。。完全に女子会向けメニューです(笑)
スタッフが全員女性であることを事前にお伝えしていたのですが、お料理の内容が見事に女性向けとなっており、しかしそれでも院長は新たな発見がたくさんあっていつも以上に楽しめました。
夜が更けるまで大いに盛り上がり、新スタッフ含め職員全員の親睦を深めました。
またここで英気を養い、明日からの診療に全力投球していきたいと思った夜でした。
。。。そして院長、現在ワイン検定ブロンズの資格を保有しておりますが、さらに勉強を重ねてもっと上級クラスの試験にチャレンジしてみようと、密かに決意しました(笑)
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