耳鼻科医の武器、間接喉頭鏡
前回の投稿で触れた「間接喉頭鏡」、実際どのようにして使用するのかをお示しします。
グリップ部分に金属の棒が差し込まれており、サイドの調節ねじで長さ調節が可能です。
先端に丸い鏡がついており、これを口の中に入れて、ノドの奥にある声帯を鏡に映して診察します。
鏡の角度が少しでもずれると上手く映らないのと、患者さんのアゴやクビの傾きをしっかり調整しなければ映らないため、実はとても繊細な技術が必要です。。。
上記の写真では鏡に喉頭が映っていますが、下記の写真はなにも映っていないのがお分かりでしょうか。
ちょっとした角度の違いだけで、このように喉頭の観察が出来なくなってしまいます。
研修医の頃は診察技術習得に必死で修行したものです。。。
0歳児から御高齢の方まで全ての患者さんに対応できて、発熱外来でも重要な武器となる間接喉頭鏡、電子内視鏡システムがある現代でも大切にしている診察器具です。
。。。そして使用後は、当院スタッフが全て丁寧に洗浄して鏡を磨き上げ、オートクレーブ滅菌してしっかり管理してくれています。
傷一つないピカピカの鏡で診察するたび、スタッフの日々の努力に感謝しています!!
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